沖縄の歴史を知る史跡めぐり

琉球王国に思いを馳せて

沖縄には世界に誇る9つの世界遺産があることを知っていますか?沖縄はかつて独立した王国が支配していました。世界遺産に登録されているものは、そんな琉球王国の歴史と文化が存分に味わえる場所です。
沖縄では城のことをグスクと呼びます。世界遺産にはそのグスクが5つ登録されています。日本で最も有名なお城、姫路城のようなものを想像してはいけません。グスクはにほほとんど石垣だけしか残っておらず、唯一首里城だけが建物を再建しています。その建物を見れば一目瞭然。中国の影響を多く受けていることが分かります。石垣も美しいカーブを描く独特なものです。
他にも王族の陵墓や聖地などが世界遺産に含まれており、幕末に日本に支配されるまで、琉球王国が独自の歴史を歩んでいたことが良く理解できるでしょう。

目を背けてはいけない、悲しい歴史

沖縄の美しい海ときらめく太陽の印象からは想像しがたい、悲しい歴史を忘れてはいけません。日本で最大の地上戦が行われ、たくさんの犠牲者をだした沖縄には、その戦跡が今も残ります。
ひめゆり平和祈念資料館は、看護要員として戦場に送られ命を落とした女子学生たちの悲劇を伝えています。旧海軍司令部豪は、地下に掘られたいくつもの部屋を見ることができます。手榴弾で自決した時のあとが生々しく残っています。そして沖縄平和祈念資料館は、永遠の平和を願い建てられました。
決して楽しい気分にはなりません。ですが決して忘れてはならない沖縄の歴史であり、日本の歴史でもあります。
沖縄の海や大自然を楽しむその合間に、少しだけ沖縄の歴史と文化に触れてみてはいかがでしょうか?